を焼いてみたら・・・・・・・・・・・・


これが炭焼きガマとは誰が思いますか?
アルミニウムの溶解炉を臨時借用して、簡易炭焼き窯を作ってみました。
柴をくべて加温する代わりに、都市ガスで加温します。

 私が高校一年の時、つまり大昔、友2人と残雪の鈴鹿愛知川支流神崎川を遡って御在所に向かっている時、木製の背負子に炭俵を担いだ老人と出会ったことがあります。「水かさが増えてるから気をつけや」みたいなことを言われたのを覚えています。
 
 このお方が「山の民か!」と思いました。山が好きな子供にとって、尊敬と憧れを感じる人なのです!!

 世間では里山ブーム。それに乗っかり、炭に関する話題もちょこチョコ出てくるではありませんか。よし、それでは私も!と以前から目星をつけていた近郊河川の漁業組合組合長に窯を使わせてと頼みに行くが、高齢のために出来なくなり、小屋もつぶしたとのことでした。残念!  
 
 里山サークルに入るのも1つの方法だが、煩わしいし、辛気臭い。

 これでは前に進まんですから、身の回りのもので用を足そうと、左のようなものを組みました。要は、空気を遮断して、木材をある温度に持っていけばいい・・・簡単に考えてました。 
 ペール缶、耐火煉瓦で炉を作り、煙突(どこから煙を吸うかがポイント)を出し、鋳造砂を水でこねてシールをします。

 空気を缶内にできるだけ残さないために、太い細いをおりまぜ、ぎゅうぎゅうに詰めたのですが、終っていざ開けるとこうなってました。

現実はなかなかきびしい!完全にシールした積りででも空気が入ってしまって燃焼して灰みたいになったり、左のようにまだ未炭化の木材が残っていたり、そうかと思えばカラ消しのようなスカスカの炭になってたりして・・・・。

 じっと観察していると、煙の色が時と共に変わっていくのがわかりました。白から青紫そして薄色でしょうか。臭いも変わってきます。こんな作業では服・毛髪・体、煙の臭いが染み付きます。ダニが付かんでいいですね!?木酢液も面白いほど上手く採取できます。


 ナラやクヌギ、桜と竹をやって見ましたが、私みたいな素人の横着者には、竹が比較的失敗が少なかったみたいです。竹の地や節の模様がクッキリと残った、固い炭ができました。だれかに、竹にペンキ塗ったんか?とも言われました!?参った!?

 竹炭がブームと聞きます。効用のひとつに脱臭効果、表面から中に出来た小さな穴が作用するものでしょう。機会あれば製造条件の差異による、穴(微孔)の出来方の違いなんかを金属顕微鏡とやらで見てみたいものです。

(参考)←日立金属株式会社の「タタラ
HPの炭のところへリンクさせてもらってます。山に関わりを持ちたい者としては、非常に興味深いページです。

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