山ではクワがなかなか役に立つ!

 

多分、お爺さんの時代かに使われていたであろうクワ(開墾クワとか言われるものでしょうか)、刃がちびて大分短くなっています。

それでも、穴を掘るにも木の根を切るにしても有ると無いとでは大違い!

錆だらけやったのを、ショットブラストして素地を出し、クリアラッカーを塗ったら生き返った。

日露戦争参戦の九一郎おじいちゃん、どないやっ!

   捨てられる運命にあった錆びたこのクワ(少なくとも明治時代製もちろん鍛接)。


そして後日・・・・・・・・・・・
 ふと、クワ、鍛造できんでも溶接で作れるで?


早速身の回りのもので段取り。

材料は焼きが入る中・高炭素鋼材が最良でしょうが、とにかく形だけでもと、間に合わせSS400で作ってみました。またまた笑ってやって下さい

 
 
   私の小さい頃、近所に鍛治屋さんがあったのを憶えています。火床(ホド)やフイ
ゴという言葉が思い出されます。

熱源は有りあわせの、切断トーチ。均一に加熱できませんが、ないものはしようが
ありません。

4mmの肉厚の軟鋼(SS400)板は、焼きも入らず、鍬には不向き!これを使うと
なると・・・・平板を少し絞って緩やかな半球状にしてみました。ええ加減ですが!
 
 
   柄を挿すところは2ピース。然るに溶接で接合します。当然、TIG溶接となります。

アルミニウムとは異なり直流を用いますが、交流に較べ静かなこと!

これで上手く溶け込みやビード出しができれば快感なのでしょうが、物事そんなに上
手くは行きません!!!
 
 
   鍬なんか手棒(いわゆるアーク溶接)で十分でっせ!という声にもめげず、あくま
でも「TIG」にこだわります!

しかしながら、
私は超ド下手ですから、手棒でやった方がマシやったかな?とも考えますが・・・。

溶接棒、太すぎますが、これしかないからしようがない。
 
 
   一枚の鉄板から3つの部分を作り、個々加工の後、また溶接により一つへと合体
しました。後は柄となる棒です。

整形カット、クサビ挿入で実用と相成りますか?
ひと振りで曲がったりして・・・へへへ!

タタラ製鉄から玉鋼、鍛造、鍛接、熱処理が我が国の鉄・刀文化を代表するお家
芸ですが、そんな難しいこと私には出来ません!
 
 
   出来上がったときの気持は何とも言えません。柄を♯320程度のペーパーで研磨、
サンディングシーラー、ウレタンクリア塗装で終いです。

後はテストを母親に頼むだけ!
 
 
   第二号も作ってみました。

一度作ると、いくぶん気楽にとりかかれます。

丁寧にあぶって叩き、丁寧に曲げ、より丁寧に溶接してみました。

でも所詮下手は下手!! フィールドテスター、オバンの評価はいかに!?






スキーハイキング用軽量スコップ




スキーハイキングに無くてはならない雪用スコップ。
これをザックに取り付け、行軍します。休憩や食事のテーブル作りや
ビバーク地整地に大活躍!

自重530g
 
雪国で売られている雪かき用スコップのブレードは大きすぎるので、こじんまり
と弓ノコ・糸鋸でカットします。柄は木製で重いので、オールアルミ化で軽量化


何かの時、シュリンゲを通して雪中アンカーなんかに使えるように4つ穴を開け
ておきます。

材質はプレス性の良いA3000系でしょうか?なんて素人は想像。

シャフトは、そこらにあったパイプを流用。たしか住金呼称52Sとか書いてあっ
たかな(にわか覚え?)。A5052。

ごっついアルマイト処理が施してあるため、溶接部分はきれいにめくり、地金を
出してからアークを出します。



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