まいった!

家にもって帰って食べる場合も、腹を割って内臓を除去した後、必ず胃袋の中身をちょっと拝見することにしています。
四季の変化を里より顕著に受ける山奥の細流において、生き抜く術を学べます。陸封魚の最高峰(いや淡水魚の最高峰)に君臨するに恥じない生命力を感じ取られるのです。



この日の岩魚は胃袋がやけに膨らんでいまして、指でつまむといやに弾力性があるではありませんか!やった、ヘビの子でも呑み込んでいるのかな?と思いきや、ご覧のようなサンショウウオ(種はわかりません)が入ってました。

呑み込んで時間がそうたっていないのか、はっきりとしていて、目まで確認できました。触った
感触も生きている時そのものの弾力性がありました。うちの家族、あーキショク悪っ!と言うものの、岩魚は塩焼きして取り合いの末、たいらげてしまうシブトサ!感心するやら安心するやら・・・・

サンショウオは、土の中に埋めさせてもらいました。なんぼなんでも、ちょっとサンショウウオまで食しまへん!

 



もう一つ、放流釣り場のお土産は・・・

冬の暇な時、最近はあまり行かなくなったけれど、放流釣り場(大阪府高槻市の芥川や島本町の水無川など)に行くことがあります。川をいくつもエリアに区切って、そこへ「はい釣りや」と、バケツでドボンと放流する・・・正直言うて釣趣があるとは云えません。では、そこでできるだけ気持ち良い釣りをしようとすれば・・・入漁券を買う時に「放流いりまへん!」と言い、法的には漁区申請しているが、放流はしていない「下流」で釣りたいとの旨を言います。組合のオッちゃんは、川までバケツ持って魚を放しに行く手間が省けてか?機嫌をよくしていくらか、安くしてもらったこともありました。山モードにして、真剣に釣れば10匹は釣れるものです。十分です。

釣り終わって腹を割るとき、放流魚、特に岩魚なんか、天然で自活しているものと較べ、ヌメリはあっさりやし、骨は細く柔らかい、エラなんか指で摘めばチギレル、奇形が多い、ハナがつぶれている・・・アマゴなんかオール銀毛モノ!見ていると情けなくなります。おまけに胃袋には、ペレット飼料が・・・!同じ魚やのに!!!


「食べられるために生まれてきた魚やから、ちゃんと食べたらなあかん」が前組合長の村田実氏の口癖でした。でも、はっきり言うて「美味いことおまへん!」。塩焼きやムニエルですか、もういいです!最近、サケ科は身が赤なかったらあかん!というのでしょうか、エビを混ぜた飼料を与え、見た目も?味も美味くなったと言いますが、そういう問題でしょうか?

その昔、恒例のイベントでサツキマス(アマゴの銀毛)を淀川に放すのですが、それが大阪湾に降り、広い海域で豊富な餌を食べ、40cm位になったものを府の研究施設で見たことがあります(冷凍保存モノでしたが)。見事な精悍な顔つきと、まさに「魚!」という魚体が大変印象的でした。あれはほんまに美味いでしょうな!

でもせっかく釣った魚君、美味しく食べなくてはあきません。そこで、燻製が登場です。これまた、何回も登場する言葉ですが、いい加減燻製です。でもなかなか、食べれます。

                 いい加減燻製の作り方

イワナ、アマゴ、ニジマス放流もの燻製オンパレード


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